第106回 保健師国家試験 午後

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第106回 保健師国家試験 午後

問41 この企業では、過去2年間で5名の職員がメンタルヘルスの不調で休職となっている。今回の経験を踏まえ、保健師は従業員のメンタルヘルスケアに取り組む必要があると考え、心の健康づくり計画を策定することとした。計画の策定にあたり社内で話し合う場として適切なのはどれか。

  1. 安全衛生委員会
  2. 管理監督者会議
  3. 業務改善委員会
  4. 人事評価委員会

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第106回 保健師国家試験 午後

問42 この傷病者受け入れの課題への対応で最も適切なのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

A市(人口5万人)では、大規模災害発生に備えた医療体制の確保等のため、地域の関係機関を集めた検討を行うことになった。
A市内には地域医療の中核となる B病院を含め複数の病院があるが、大規模災害の発生を想定すると、軽症者から重症者までの傷病者全てをそれらの病院で受け入れることは困難と予想される。

  1. 発災前に応急手当用品を各家庭に配布する。
  2. 緊急度に応じた搬送ができる体制を整備する。
  3. 発災後にB病院の医師が市内全域を往診する。
  4. 傷病者が診察を待つ場所を病院の隣に設置する。

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問43 A市には、食品加工工場があり、従業員の多くがA市内に在住している。また、A市の上水道の普及率は約95%であり、未整備の家庭では、生活用水として井戸水を使用している。大規模災害時の健康危機に備えA市の保健師が平常時に実施すべき事項として適切なのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

A市(人口5万人)では、大規模災害発生に備えた医療体制の確保等のため、地域の関係機関を集めた検討を行うことになった。
A市内には地域医療の中核となる B病院を含め複数の病院があるが、大規模災害の発生を想定すると、軽症者から重症者までの傷病者全てをそれらの病院で受け入れることは困難と予想される。

  1. 断水時に利用可能な井戸の水質検査をする。
  2. 食品関連事業者に衛生管理指導を実施する。
  3. 災害医療に必要な医薬品の供給体制を確保する。
  4. 定期的に医療福祉機関との連携会議を開催する。

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問44 A市では、大規模災害を想定した災害時保健活動のマニュアルを作成することになった。発災から72時間経過した時期の保健師活動としてマニュアルに記載する内容で適切なのはどれか。

  1. 生活習慣病予防教室の開催
  2. 住民へのハザードマップの配布
  3. 災害対応にあたる職員の健康管理
  4. 災害時保健活動全体のまとめと評価

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問45 この研究デザインはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

肥満者に対する新規の糖尿病発症予防プログラムを立案し、従来のプログラムと比較して新規のプログラムの効果を評価することとした。特定健康診査の受診者で糖尿病ではないことが確認できた肥満者200人を、従来のプログラム群と新規のプログラム群にそれぞれ 100人ずつ登録してプログラムを実施し、その後年間の新規の糖尿病発症の有無を確認することとした。

  1. 横断研究
  2. 介入研究
  3. コホート研究
  4. 症例対照研究
  5. 生態学的研究

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問46 従来のプログラム群と新規のプログラム群の2群間において、対象者の背景を均一にする必要があると考えられた。背景を均一にするための最も適切な方法はどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

肥満者に対する新規の糖尿病発症予防プログラムを立案し、従来のプログラムと比較して新規のプログラムの効果を評価することとした。特定健康診査の受診者で糖尿病ではないことが確認できた肥満者200人を、従来のプログラム群と新規のプログラム群にそれぞれ 100人ずつ登録してプログラムを実施し、その後年間の新規の糖尿病発症の有無を確認することとした。

  1. 制限
  2. 層化
  3. マッチング
  4. 無作為抽出
  5. 無作為割付

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問47 それぞれのプログラムを実施し、その後年間の新規の糖尿病発症の有無を確認した。結果を以下に示す。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

肥満者に対する新規の糖尿病発症予防プログラムを立案し、従来のプログラムと比較して新規のプログラムの効果を評価することとした。特定健康診査の受診者で糖尿病ではないことが確認できた肥満者200人を、従来のプログラム群と新規のプログラム群にそれぞれ 100人ずつ登録してプログラムを実施し、その後年間の新規の糖尿病発症の有無を確認することとした。

新規のプログラム群の既存のプログラム群に対する新規の糖尿病発症の相対危険を求めよ。

ただし、小数点以下第位を四捨五入すること。

解答: ① .②


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問48 A市の育児に関する健康課題を明確にするため保健師が優先して行うのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

人口40万人のA市。3年前から出生数が増加傾向にある。最近、乳幼児相談時に、保健師に対しておやつの時間や指しゃぶりなど育児に関する細かな相談をする母親や育児不安を訴える母親が増えている。

  1. 新生児家庭訪問結果の分析
  2. 両親学級の参加者情報の確認
  3. 乳幼児相談の内容のカテゴリー化
  4. 母子健康手帳交付時の面接内容の分析
  5. 4か月児健康診査に対する母親へのアンケートの実施

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問49 A市では1年前に新しく建設された大規模マンションがあり、出産を控えた妊婦や乳幼児のいる家族が多く居住していた。地区担当保健師はこの地区で安心して子育てができるよう、新たな事業を計画することとした。地区担当保健師が最初に計画する内容で最も適切なのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

人口40万人のA市。3年前から出生数が増加傾向にある。最近、乳幼児相談時に、保健師に対しておやつの時間や指しゃぶりなど育児に関する細かな相談をする母親や育児不安を訴える母親が増えている。

  1. 市内の産婦人科医療機関との連携を強化する。
  2. 乳幼児を持つ親と妊婦との交流会を開催する。
  3. 要保護児童対策地域協議会で事例検討を行う。
  4. 転入してきた妊婦の家庭訪問を行う。

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第106回 保健師国家試験 午後

問50 ある日、母親が来所し「A の自宅に行ったら、ずっと布団に入ったまま、食事もちゃんと摂っていないようだ。Aは眠れない、死にたいと言っている。どうしたら良いか」と相談があった。 保健センターの地区担当保健師が母親と一緒に Aさん宅を訪問した。Aさんは、痩身で顔は青白く、表情は乏しい。保健師が確認する Aさんの情報で優先されるのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

Aさん(32歳、男性)。父親は死去し、母親は隣の市で生活している。Aさんは26歳の頃に会社で「自分は何でもできる」と言い、話がすぐに飛躍し強引な契約やミスが続き、27歳で退職となった。

翌年、無理な自動車運転による交通事故を起こし、入院先の病院で双極性障害と診断された。1か月の入院ののち退院したが、その後はアルバイトを転々としながら1人で暮らしていた。

  1. 自殺企図
  2. 睡眠の状況
  3. 食事の摂取量
  4. 布団から出ない理由

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