第104回 保健師国家試験 午後

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第104回 保健師国家試験 午後

問1 公衆衛生看護の基本理念について正しいのはどれか。

  1. プライマリヘルスケアはバンコク憲章で定義された。
  2. 生存権の保障は日本国憲法第11条に規定されている。
  3. ノーマライゼーションは障害者福祉の基本理念となっている。
  4. ヘルスプロモーションは日本では健康フロンティア戦略で初めて取り入れられた。

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第104回 保健師国家試験 午後

問2 グループの発展過程を準備期、開始期、作業期、終結期に分類したとき、準備期における支援者の役割として最も適切なのはどれか。

  1. グループの目的の共有を促す。
  2. グループの相互作用を促進させる。
  3. メンバー間の信頼関係の確立を図る。
  4. グループに参加する対象を理解する。

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第104回 保健師国家試験 午後

問3 市民と行政とのパートナーシップを基盤とした保健施策の推進について最も効果的なのはどれか。

  1. 保健福祉計画の策定を市民の代表と行う。
  2. 行政情報を複数の方法で市民に公開する。
  3. 市民の意見を受け付ける専門の部署を設ける。
  4. 市民の代表から地域の課題を聞き取る機会を設ける。

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第104回 保健師国家試験 午後

問4 仕事が忙しく少し体調が優れないので、休日に十分な睡眠をとり静養した。この行動は健康段階別保健行動のどれか。

  1. 健康増進行動
  2. 予防的保健行動
  3. 病気回避行動
  4. 病気対処行動

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第104回 保健師国家試験 午後

問5 Aさん(80歳、男性)。民生委員から「最近、Aさんが老人クラブに参加しなくなったので心配している」と地区担当保健師に相談があった。 民生委員から、Aさんは妻が亡くなって1人暮らしとなり食事や生活が不規則になっていることや、一人娘は結婚して遠方に住んでいることを聞いた。 地区担当保健師の今後の支援として優先度が高いのはどれか。

  1. 家庭訪問でAさんの状況を確認する。
  2. Aさんの娘に見守りを行うよう連絡する。
  3. 老人クラブのメンバーにAさんの参加の勧誘を依頼する。
  4. 地域包括支援センターの介護予防事業をAさんに紹介する。

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第104回 保健師国家試験 午後

問6 保健師の家庭訪問の対象で最も優先度が高いのはどれか。

  1. 要介護2の独居高齢者
  2. 特定健康診査の未受診者
  3. A群β溶血性レンサ球菌感染症の罹患が疑われる幼児
  4. 治療中断していると病院から連絡があった統合失調症患者

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第104回 保健師国家試験 午後

問7 A町では、がん検診の受診率向上対策に取り組んだ結果、受診率が向上した。 しかし、毎年、がん検診の精密検査の対象者の中に精密検査を受診していない者がいる。 精密検査の未受診者への受診勧奨として最も効果が高いのはどれか。

  1. 町の広報誌に精密検査の日時を掲載する。
  2. 保健師が精密検査の未受診者に家庭訪問を行う。
  3. コミュニティ放送で精密検査の受診を呼びかける。
  4. がん検診における集団指導で精密検査の必要性を伝える。

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第104回 保健師国家試験 午後

問8 人口8,000人のA町では妊婦とそのパートナーを対象として、妊娠、出産および子育ての知識の習得を目的に両親学級を実施していたが、1回当たりの参加者が年々減少している。 そこで、次年度は家族同士の交流を促進するプログラムを導入することにした。 A町の保健師が次年度の両親学級の具体的な内容を検討するにあたり分析する項目で優先度が高いのはどれか。

  1. 両親学級の講師からの意見
  2. A町の合計特殊出生率の推移
  3. 近隣市町村の両親学級の実施状況
  4. 妊娠届出時の面接での聞き取り内容

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第104回 保健師国家試験 午後

問9 母子保健活動の見直しのために地域診断を行うことになった。

  1. 地区担当保健師が最初に行うことで最も適切なのはどれか。
  2. 地区内の子どもがいる世帯にアンケート調査を実施する。
  3. 乳幼児健康診査の問診票から相談内容の集計を行う。
  4. 子育て広場に来ている母親に聞き取り調査を行う。
  5. 地区にある保育所の保育士と連絡会議を行う。

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第104回 保健師国家試験 午後

問10 市の各地域で認知症サポーター養成講座を実施した。地域におけるコミュニティ・エンパワメントが最も引き起こされた状態はどれか。

  1. 講座を受講した住民の数が増えた。
  2. 認知症サポーター同士の交流が深まった。
  3. 家庭内で認知症の話をすることが増えた。
  4. 認知症を有する住民を見守るボランティアグループができた。

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