第104回 保健師国家試験 午後

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第104回 保健師国家試験 午後

問41 8月6日(水)に、新たに2人の園児が下痢症状で欠席したと保育所から保健所に連絡があった。このときの保健所の対応で適切なのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

A市にある定員80人の保育所。乳児保育も実施している。

8月1日(金)に、腹痛と下痢症状で4人の園児が欠席した。
8月5日(火)に、新たに人の園児が同様の症状で欠席した。
さらに、8月1日(金)から欠席していた園児4人のうち2人は症状が落ち着いたが、他の2人が重篤な下痢症状によって入院したと保護者から連絡が入った。

保育所長は感染症の発生を疑い、保健所の感染症担当の保健師に相談した。

  1. 排泄習慣が確立していない園児に対する登園停止の指示
  2. 欠席していない園児の保護者との個別面接
  3. 保育所職員に対する汚物処理方法の指導
  4. 患児の担任保育士への就業制限

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第104回 保健師国家試験 午後

問42 この調査の研究デザインはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

糖尿病の有無とがん発症との関連を検討するために、地域における特定健康診査の受診者の中でがんの既往がない男女1万人ずつの2万人を登録し、糖尿病の有無を調査した。

この調査から5年後に新規のがん発症の有無を確認した。

  1. 横断研究
  2. 介入研究
  3. 生態学的研究
  4. 症例対照研究
  5. コホート研究

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第104回 保健師国家試験 午後

問43 この集団では、がんの発症に男女差があることが分かった。そのため、男女別に結果を分析することにした。この制御方法はどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

糖尿病の有無とがん発症との関連を検討するために、地域における特定健康診査の受診者の中でがんの既往がない男女1万人ずつの2万人を登録し、糖尿病の有無を調査した。

この調査から5年後に新規のがん発症の有無を確認した。

  1. 限定
  2. 層化
  3. 標準化
  4. 無作為化
  5. マッチング

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第104回 保健師国家試験 午後

問44 脱落例がなかったと仮定して、男性1万人におけるベースライン時の糖尿病の有無別の5年間のがんの新規発症の有無を表に示す。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

糖尿病の有無とがん発症との関連を検討するために、地域における特定健康診査の受診者の中でがんの既往がない男女1万人ずつの2万人を登録し、糖尿病の有無を調査した。

この調査から5年後に新規のがん発症の有無を確認した。

「糖尿病なし」に対する「糖尿病あり」のがん発症の累積罹患率比を求めよ。ただし、小数点以下第位を四捨五入すること。


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第104回 保健師国家試験 午後

問45 A市の国民健康保険加入者の生活習慣病を改善するために見直すべき計画はどれか。2つ選べ。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

人口3万人のA市。市の面積の70%を山間部が占めており、主要産業は農業と畜産業などで、一次産業従事者が多い。

人口の分布は市街地のB地区に集中しており、市役所、公共施設、医療施設および商業施設が集中している。高齢化率は38%、国民健康保険加入者は1万人である。

平成20年度から導入された特定健康診査の受診実績は、事業開始時から現在まで20%台を推移しており県内最下位である。

  1. 医療計画
  2. 地域福祉計画
  3. データヘルス計画
  4. 介護保険事業計画
  5. 特定健康診査等実施計画

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第104回 保健師国家試験 午後

問46 A市の特定健康診査の受診率を5つの小学校区で比較すると、市街地のB地区が最下位である状況が続いている。 A市では、従来は集団健診のみであった特定健康診査を、がん検診と組み合わせた健康診査、人間ドック、医療機関への委託による個別健康診査など様々な方式で行うことにした。また、B地区を受診勧奨の重点地区に設定し、個別訪問による受診勧奨を行うことにした。その上で、保健師はA市で実施している特定健康診査の評価をすることにした。 ストラクチャー評価に用いる指標で適切なのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

人口3万人のA市。市の面積の70%を山間部が占めており、主要産業は農業と畜産業などで、一次産業従事者が多い。

人口の分布は市街地のB地区に集中しており、市役所、公共施設、医療施設および商業施設が集中している。高齢化率は38%、国民健康保険加入者は1万人である。

平成20年度から導入された特定健康診査の受診実績は、事業開始時から現在まで20%台を推移しており県内最下位である。

  1. 地区別受診率
  2. 協力医療施設の数
  3. 特定健康診査の実施回数
  4. 受診勧奨のための個別訪問件数

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問47 特定健康診査の実施方式の拡大などに取り組んだ結果、B地区の受診率は前年よりも向上したが他地区に比べて低く、特に男性の受診率は低いままである。 受診率向上を目的とした家庭訪問の際に「病院にはいつでも行ける」、「病気とは無縁だ」、「病気が発見されるのが怖い」という声が多く聞かれた。保健師はB地区の住民に広く健康管理について啓発活動を行うことが必要と考え、健康診査の結果説明会を兼ねた「健康づくりの集い」を公民館で開催することにした。 B地区の健康づくりを活性化するために、企画をともに検討する者で最も適切なのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

人口3万人のA市。市の面積の70%を山間部が占めており、主要産業は農業と畜産業などで、一次産業従事者が多い。

人口の分布は市街地のB地区に集中しており、市役所、公共施設、医療施設および商業施設が集中している。高齢化率は38%、国民健康保険加入者は1万人である。

平成20年度から導入された特定健康診査の受診実績は、事業開始時から現在まで20%台を推移しており県内最下位である。

  1. B地区小学校PTAの役員
  2. 自治会役員
  3. 健康推進員
  4. 民生委員

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第104回 保健師国家試験 午後

問48 A市の健康寿命に影響する要因を明らかにするために、次に入手すべき情報はどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

A市は人口5万人の地方都市。地場産業である繊維工業などの小規模の事業所の就業者が、A市の産業別就業者の大部分を占める。

郊外には大手自動車会社のB工場従業員(500人)があり、A市の住民200人が勤務している。

A市では男性の健康寿命が短いことが問題視されており、男性の平均寿命は80.0歳(全国平均80.5歳)、健康寿命は67.0歳同(70.0歳)である。女性の平均寿命は87.0歳同(86.8歳)、健康寿命は74.0歳同(74.0歳)である。

保健師は人口動態統計から主要死因別の標準化死亡比HSMRIを調べた。その結果を表に示す。

  1. 特定健康診査受診率
  2. 疾患別の1人当たりの医療費
  3. 特定健康診査受診者の生活習慣
  4. 要介護認定者が罹患している疾患

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問49 A市では住民に対して健康意識調査を行った。 男女ともに「塩辛い食べ物が好き」、「どこへ行くにも車で移動する」という意見が多く、就業者では「仕事が優先で健康のことは後回しになる」という意見が多かった。保健師がB工場の衛生管理者に問い合わせたところ、B工場の特定保健指導対象者の割合は全国平均よりも低いことが分かった。A市では、今後、医療保険医療費データを分析して成人期の生活習慣病対策を進めることにした。 分析に必要な情報を得るために連携する組織で優先されるのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

A市は人口5万人の地方都市。地場産業である繊維工業などの小規模の事業所の就業者が、A市の産業別就業者の大部分を占める。

郊外には大手自動車会社のB工場従業員(500人)があり、A市の住民200人が勤務している。

A市では男性の健康寿命が短いことが問題視されており、男性の平均寿命は80.0歳(全国平均80.5歳)、健康寿命は67.0歳同(70.0歳)である。女性の平均寿命は87.0歳同(86.8歳)、健康寿命は74.0歳同(74.0歳)である。

保健師は人口動態統計から主要死因別の標準化死亡比HSMRIを調べた。その結果を表に示す。

  1. 後期高齢者医療広域連合
  2. 全国健康保険協会
  3. 保険者協議会
  4. 健康保険組合

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第104回 保健師国家試験 午後

問50 難病の医療費助成制度についての妻への説明で正しいのはどれか。

以下の前提文を読んで、問いに答えよ。

前提文

Aさん(65歳、男性、無職)。妻との2人暮らし。定年退職後、年金の給付を受けて生活している。

2年前から足の震えが出現したため病院を受診し、Parkinson(パーキンソン)病と診断された。

定期的に病院を受診していたが、Hoehn-Yahr(ホーエン・ヤール)の重症度分類でステージⅢとなり、主治医から医療費助成の申請を勧められた。

Aさんの妻が申請のため保健所に来所した。

  1. 「どの医療機関でも医療費助成が受けられます」
  2. 「負担上限月額は所得に応じて決まります」
  3. 「更新手続きには診断書は必要ありません」
  4. 「更新手続きは2年に1回必要です」
  5. 「医療費の自己負担は1割です」

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